AAMANNS ETABLISSEMENT（オーマンズ）
オーマンズさんは、デンマークの定番料理であるスモーブローの有名レストランで、2019年の北欧諸国版ミシュランガイドではミシュランプレートで紹介されています。
なおスモーブローはパンに様々な具材を載せて楽しむ料理で、オープンサンドイッチとも呼ばれており、コペンハーゲン内には多くのスモーブローレストランがあります。
オーマンズはこちら以外にもコペンハーゲンに複数のレストランを構えており、横にテイクアウトのお店があるほか、同じく小さめのお皿中心のオーマンズ1921というレストランがあります。コペンハーゲン空港のエリア内でもテイクアウト可能なレストランがありますので、北欧旅行中に空港でレストランに行く際にはおすすめです。
Aamanns Etablissementの店舗情報
- 住所：Øster Farimagsgade 12, 2100 Kbh Ø
- 営業時間（ランチ）：毎日12時~16時
- 営業時間（ディナー）：水~土の18時~23時
- https://aamanns.dk/etablissement/?lang=en
オーマンズのレストラン内はおしゃれながら落ち着いた雰囲気で、ゆったりとスモーブローを楽しめます。
ランチのメニューはオーマンズおすすめの6品を楽しむことのできるコース（315kr）とアラカルト（一品95~155kr）から選ぶことができます。今回はコースと追加のデザート（50kr）を注文しました。
一品目は定番のニシンのスモーブローにアレンジを加えたお皿です。恐らくオーマンズのスペシャリテで、後に出てくる他の5品よりも大き目のお皿で提供されます。
ニシンのマリネとプラム、チーズが完璧に調和しており、とてもおいしいです。計算しつくされた逸品という感じで、スモーブローの本気を味わえますので、おすすめです。
トマトはシンプルに美味しいフレッシュトマトとチェリートマトに、チーズとクリスピーオニオンがクリーミーさと食感を足しており、とてもおいしいです。
トマトのポテンシャルを引き出しているお皿で、こちらもおすすめです。
ツノガレイのフライはひねりを加えるというよりはクオリティで勝負しており、フライとレムラードソース、ピクルスがいずれも洗練された味わいで、おいしいです。
牛タルタルはしっかりとしたお肉の味わいにヘーゼルナッツがよいアクセントになっておりおいしいです。ブラックベリーは少し甘みが強く、好みがわかれそうです。
ポークは豚の味を前面に出すというよりは、甘めのリンゴを軸に豚の旨味を足しており、甘みのお皿として楽しめます。
チキンサラダは蒸したチキンとマヨネーズに刻んだピクルスと、定番のお味です。
オーマンズでスペシャリテの他に衝撃を受けたのはこちらのデザートです。
北欧らしく階段のように盛り付けられたキャラメルとハーブがとても可愛いです。レモンバーベナのソルベはレモンライムのような味わいでとても爽やか。一方バターミルクのスープとキャラメルがとても濃厚で、これらが完璧に調和することで深みのあるスイーツに仕上がっており、かなりおいしいです。オーマンズに来たら是非トライいただきたい、おすすめのお皿です。
以上、オーマンズさんでした。
ホテルの多いエリアやコペンハーゲン中心街からは少し離れた位置にあり、旅行者の方々の目には止まりづらいのですが、洗練されたスモーブローを味わいたい方には是非トライしていただきたい、おすすめのレストランです。
