PINTXOS(ピンチョス)
PINTXOSさんは、コペンハーゲンではあまり見かけないスペイン料理レストランで、タパスやスペインワインを存分に楽しめます。店員さんもスペイン出身の方が多く、コペンハーゲンにいながらスペインを感じることができます。
PINTXOSのお席は店内のテーブル席に加え、広めのテラス席があります。
テラス席は夏の期間のみですので、夏に訪れる際にはおすすめです。
PINTXOSの店舗情報
- 住所:Nansensgade 63, 1366 København K
- 営業時間:毎日17時~23時(金土は24時まで、日曜は22時まで)
- https://pintxos.dk/en/
PINTXOSメニューは11品ものタパスが楽しめるタパスのコース(395kr)と、その日のおすすめコース(375kr)、アラカルトがあります。初めての場合はタパスのコースがおすすめということで、そちらにしました。
ちなみにPINTXOSのメニューはアイパッドのような電子機器になっており、そこから注文ができるようになっています。
PINTXOSの1品目はサーモンタルタルです。レストランのおすすめなのか、他のタパスに比べて大き目で提供されます。北欧の脂がのった新鮮なサーモンとアボカドの組み合わせは鉄板で、おいしいです。
次の大皿ではオムレツ、コロッケ、ツナサラダ、りんごとフォアグラ、ベーコンのデーツ巻き、ハムとチーズ、なすの和風焼きと、7種類の一口サイズのタパスが楽しめます。いずれも一口サイズになることによって、デンマーク料理のスモーブローとしても楽しめるようになっており、コペンハーゲンの食文化にもうまくマッチしているように感じました。
特に美味しかったのはベーコンのデーツ巻きとコロッケです。ベーコンのデーツ巻きはポートワインのソースで味付けされており、ベーコンの塩味とポートワイン・デーツの甘みがマッチしており、おいしいです。コロッケは日替わりの様ですが、この日はホウレンソウのペーストでした。少し驚きだったのがなすの和風焼きで、醤油と蜂蜜で味付けがされています。タパスという枠組みでいろいろなチャレンジをしていこうというレストランの気概を感じます。
PINTXOSの次のメニューはエビのガーリックオイルとカラマリフライです。
エビのガーリックオイルはいわゆるアヒージョのような感じですが、エビは身がしっかりとしていて食べ応えがあり、おいしいです。シシトウは少し苦めです。
カラマリフライは、植物性のミルクを使って衣付けをしているからでしょうか、さっくりと優しい味わいに仕上がっており、パクパク食べられてしまいます。
メインの前にレモンのソルベでお口直しです。さっぱりして美味しいです。
メインはラムチョップとブラーバポテトです。ラムチョップは柔らかく、骨周りがおいしいです。緑色のソースは豆のソースで、ソースと合わせることで、ラムチョップの別の顔を楽しめます。
ポテトはアイオリとブラーバの2種類のソースがかかっており、定番の美味しさです。
デザートはクレマカタラーナです。まずカタラーナ自体にラムの風味づけがされておりおいしいです。加えて、中に大きめのパイナップルとパッションフルーツが入っており、ラムと調和してまた別の味わいを生み出します。このレストランでは、いろいろなタパスを食べてきましたが、クレマカタラーナが一番好きかもしれません。是非食べていただきたいおすすめの一品です。
以上、PINTXOSさんでした。
コペンハーゲンにいながらいろいろなタパスを楽しめますので、スペイン料理が恋しくなった時におすすめのレストランです。店員さんもスペインの方が多く、明るくて素敵な方が多いので、楽しい気分になれると思います。