コペンハーゲンでレストラン巡り

美食の街コペンハーゲンを食べ尽くします。

ブリュッセルおすすめグルメ

先日は週末に、1泊2日でベルギーのブリュッセル観光に行ってまいりました。
その際に訪れたレストランやワッフル店、フライドポテト店などについて、ご紹介していきます。

ブリュッセルのおすすめ観光スポット編はこちらをご覧ください。 

クラウンプラザホテルブリュッセルとブリュッセル北駅の治安編はこちらになります。

ムール貝:Le Bistro

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ブリュッセルのおすすめグルメとして外せないムール貝で、人気のレストランです。
インターネットでムール貝のレストランについて調べていると、イロサクレ地区の有名レストランが出てきますが、観光地化が進んで今一つとのコメントも多く見られます。
実際、イロサクレ地区を歩いてみると、多くのレストランの客引きの方に日本語で話しかけられました。

インターネットや口コミサイトの記事などを見ていった結果、こちらのLe BistroさんとLe Chouさんというレストランがおすすめらしいと判断しました。最初はLe Chouさんの予約を取ろうとしたのですが、既に満席とのことで、Le Bistroさんにしました。

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レストラン内は2階建てになっており、テラスも含めてたくさんの席があります。
11時ごろに訪れた際には、まだほとんどの席が空いていましたが、12時頃になるとたくさんのお客さんで賑わっていました。

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Shrimp croquettes(13€)

海老のコロッケです。カニクリームコロッケのような感じでとてもクリーミーで、とてもおいしいです。値段もそれなりにしますが、クオリティは高く、カニクリームコロッケが好きな方にはおすすめです。かなり熱いので、猫舌の方は要注意です。

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Cream & Garlic(23€)

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ブリュッセル名物、お鍋一杯のムール貝です。玉ねぎとセロリを入れ、ガーリッククリーム風味に仕上げてあります。ムール貝は雑味がなく、大きな実がぷっくりと仕上がっており、とてもおいしいです。1㎏あるので、どれだけ食べてもなかなか減りません。
最初に、コロッケとムール貝を頼んだら多いかな?と聞いて、大丈夫!といわれましたが、確実に多かったです。

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最後に、レストランのボーイさんが、「これは僕からのプレゼントだよ」と言って出してくださった、ハーブティーです。お湯一杯にミントが入ったジョッキに、ハーブティーのパックを入れます。これがすっきりしてとてもおいしかったです。

全体として、少し想定よりも値段が張ってしまいましたが、2人以上の場合はムール貝をシェアにすればお安い価格で楽しめるので、おすすめのレストランです。もちろんベルギービールも生・瓶ともに多数ありますので、合わせて楽しむことができます。 

ワッフル:Los Churros & Waffle

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ブリュッセルないしベルギーといえば、ワッフルもおすすめグルメの一つです。
ブリュッセルにはイタリアでいうジェラート屋さんと同じ勢いで、数店舗ごとにワッフル屋さんがあります。今回はインターネットで評判の高かったLos Churros & Waffleさんを訪れています。

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ワッフルはサクサクのブリュッセル風と、もっちりのリエージュ風の両方があり、好みで選ぶことができます。写真のようにおすすめのトッピングが展示されており、様々なトッピングが可能なほか、アイスクリームを乗せることもできます。

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ブリュッセル最初のワッフルは、ブリュッセル風にしました。暑かったのでコーヒーアイスも乗せています。これがとてもおいしいです。その場で焼いてくれるワッフルはほんのりちょうどいい甘さで、生地はサクサク、コーヒーアイスと良く合って、いい感じのひやあつスイーツになっています。こちらのお店は中央駅近くにあるほか、もう一店舗も市内で見かけたので、おすすめです。 

ワッフル:Vitalgaufre

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こちらもインターネットで評判の高かったワッフル屋さんです。席はなく、持ち帰りのみとなっています。Vitalgaufreさんはブリュッセル風は扱っておらず、リエージュ風のみです。バニラ、ラズベリー、チョコレート、シナモン、アップルシナモンの5種類が存在します。

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注文したのはラズベリーです。こちらでも注文後に焼き上げてくださいます。
さすがリエージュ風、表面はしっかり焼きあがっていながら中はもっちりとしていて、とてもおいしいです。中心エリアからは少しだけ離れたところにありますが、十分にいく価値のあるおすすめのワッフル屋さんです。 

ワッフル:Maison Dandoy

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ブリュッセルのワッフル屋でおすすめを探すと、一番多くおすすめ記事がヒットする、ダンドワさんです。ベルギーに10店舗を構える老舗のお菓子屋さんです。ネット上では賛否両論ありますが、では試してみようということで、ブリュッセルの観光スポットであるギャルリーサンチュベールど真ん中のカフェに行ってみました。

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店内はとても可愛く、一度見てみる価値があります。
店内、テラス席ともにほとんど埋まっておりましたが、同じくらい持ち帰りの方々が多く来店しており、ダンドワさんおすすめのスペキュロスを購入していました。

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こちらではブリュッセル風のみがメニューにありました。ブリュッセル風ワッフルと自家製アイスティーを注文しました。

ワッフルは、とにかくサクサクで、サクサク感を極めたような感じです。
たまに、老舗のお店で何かを食べた時に、「あれ?知ってるのと違うぞ」という感覚になることがあると思いますが、まさにそんな感じで、それが評価を二分している理由なのではないかと思います。個人的には、ブリュッセル風とは元来こういうことなのか、というのがわかって楽しめましたが、お値段も5.5€と街中のワッフルが二つ買える水準ですので、老舗の雰囲気やレシピを楽しめたい人におすすめです。

フライドポテト:Friterie TABORA

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ブリュッセルのおすすめグルメには、通称ベルギーフライというフライドポテトがあります。おすすめフライドポテト店を探していて、とにかく評価が高かったのがこちらです。常に行列があり、私が並んだ際も20分程度待ちました。

フライドポテトは2度揚げですので、注文を受けてから仕上げの揚げを行います。
このお店の特徴はソースの多さで、マヨネーズ、アイオリ、ケチャップ、サルサ、バーベキューといった定番の他に、カレーやカクテルソースなど、30種類以上から選べます。もちろんチーズなどもあります。

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写真はスモールですが、これでもかとフライドポテトを入れてくれます。多くの人が出口で1~2本を落としていました。フライドポテトは2度揚げなので、ザクザクとした衣が楽しめておいしいですが、結構重たいです。

ミートボール:BALLEKES

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ベルギー料理としておすすめを探していた時に出てきたレストランです。
ベルギー伝統のミートボールをその場で仕上げ、ポテトと一緒に出してくれます。
サイドはサラダなどへの変更も可能です。

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まずミートボールを牛豚の合挽、チキン、ベジタブルから選び、その後にソースを選びます。そうするとお店の方がストウブで仕上げをしてくれるという流れです。

私は牛豚のミートボールにブリュッセルソースにしました。本当はフライドポテトを合わせたかったのですが、その後食べ歩きで食べる予定だったため、サラダにしました。
ベルギーの伝統的な家庭料理なので、驚くような味ではありませんが、無難においしかったです。

同じように、ワッフルやフライドポテトなどを食べ歩きたいという中で、ベルギーの伝統料理を少しつまみたい、という場合におすすめのレストランです。 

モーニング・ブランチ:Pop-up Sabron

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こちらのカフェレストランは、王立美術館近くでモーニングを営んでいます。
王立美術館に行こうと10時に来たものの、営業開始が11時からで、時間をつぶすために急遽入りました。

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フレンチトーストとカフェラテです。こちらのカフェレストランは英語のメニューがなかったため、グーグル翻訳を使いながら注文しました。

フレンチトーストはちょうどいい甘さで美味しく、デザート感覚でも楽しめますし、上に乗っている素揚げのハムと一緒に食べることで、ご飯感覚でも食べられます。カフェラテは上のフォームがミルクの甘みたっぷりでとてもおいしかったです。

同じように王立美術館周辺で時間をつぶす必要がある方にはおすすめのカフェレストランではないかと思います。またこのように時間つぶしの必要性が出てきた時には、スマホで近くのお店を検索できると便利ですので、上でもご紹介している、グローバルWiFiの利用がおすすめです。 

フレンチ:Le Wine Bar des Marolles

こちらの店はほろ酔いであまり写真を撮っておらず、ほとんど写真がありません。。
ちょっと気合の入ったレストランに行きたいと思って、事前に予約をしてお伺いしましたが、人気のレストランで、当日客は断られていました。

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頂いたのはこちらのエスカルゴと、牛ほほ肉の煮込みです。
エスカルゴは濃厚なエスカルゴバターたっぷりでおいしく、パンが進みます。
またペアリングしていただいたワインは相性抜群で、レストランのレベルの高さを感じました。

牛ほほ肉は、若干味付けが物足りないような気がしましたが、昼にガーリックのムールを食べたり、おやつにワッフルを食べたりと、味の濃いものを食べていたせいかもしれません。こちらもワインのペアリングはぴったりでした。

実は、メニュー選びは失敗したなと後悔しています。というのも、ブリュッセルに初めて来たのでベルギーっぽいおすすめをとお願いしたのですが、よく考えれば普通にフレンチのおすすめを楽しめばよかったなと思いました。隣の席の方のボーンマローがとても美味しそうでした。

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デザートはフランス語のメニューしかなく、上の4つのアソートメントと書いてあったものを頼んだら、まさかの全部アイスでした。おいしかったので良かったですが、この日はワッフルにもアイスを乗せていたので、計5個のアイスを食べました。 

ブリュッセル空港グルメ:Panos

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おまけですが、ブリュッセル空港にはいくつかのカフェやレストランがあります。
多くはどうしても空港価格で割高ですが、Panosさんはブリュッセル市内にもお店を多数展開しており、市内と同様の価格で食事を楽しめます。

扱っているのはバゲットサンドやハムチーズロールといったパン類ですが、甘いものだけでなく総菜系のパンも多々あるため、空港で食事をとる必要があるときにはおすすめの選択肢かと思います。

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最後のダメ押しワッフルです。ブリュッセル空港内の他のレストランでは、ワッフルが5€以上しましたが、こちらのお店では2.6€でした。もっちりとしたリエージュ風で、十分おいしかったです。 

以上、ブリュッセルのおすすめグルメでした!
とにかくワッフルとムール貝は食べる価値がありますし、レベルの高いフランス料理をお安い価格で食べられますので、ブリュッセルはグルメ好きな方にお勧めの都市です。

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