コペンハーゲンでレストラン巡り

美食の街コペンハーゲンを食べ尽くします。

Barr

Barrさんは、ニューハウンから橋を渡ってクリスチャンハウンに出る広場に位置する、モダンデンマーク料理レストランです。近くにはコペンハーゲン屈指の新北欧料理レストランであるノーマの姉妹店108や、ストリードフードマーケットであるBridge Street Kitchenがあります。

デンマークとドイツの文化の元で育ったオーナーが経営しており、シュニッツエルなどドイツ的なメニューも存在します。2019年北欧諸国版のミシュランではミシュランプレートで紹介されており、コペンハーゲンのものにとどまらない、幅広いビールの品ぞろえに高い評価を得ています。

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店舗情報

レストラン内は全体的に木を基調とした温かみのある作りになっています。
またキッチンはコペンハーゲンのトレンドであるオープンキッチンで、ガラス越しに料理を作っているところが見えるようになっています。

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メニューは、おすすめコース(600kr)とアラカルトがあります。おすすめコースにはビールのペアリング(285kr)、上級ビールのペアリング(475kr)、ワインのペアリング(475kr)、自家製ソーダ(65kr)を合わせることができます。

今回は奮発して、おすすめコースとビールのペアリングを注文しました。

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サラミとクリームチーズのミニピザと、ビールです。コース前のおまけかなと思っていたのですが、スナックとしてしっかり料金を請求されていました。スナックについて聞かれたときに明確にいらないと伝えていたので、びっくりです。コペンハーゲンではこうしたことはあまり起こらないのでなおさら驚きでした。

なおサラミのピザはパリパリとした食感が楽しいものの、お味は普通でした。

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BLEAK ROE

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コースの一品目はボーンマロウ(牛の骨髄)のワッフルです。ワッフルにボーンマロウのスモークで風味づけをしており、鮭の一種であるKalixの魚卵と一緒に頂きます。

以前、こちらの一品がおすすめと聞いたことがあったので期待大だったのですが、ボーンマロウの風味というのはあまりよくわかりませんでした。魚卵はサワークリームとディル(?)と一緒になっているのですが、これもサワークリームがやや強く、全体として酸味の強い印象のみが残ります。

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TARTAR

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タルタルが一枚になっており、下のタルタルソース、角切りの大根が隠れています。
タルタル自体はそこまで肉のうまみがあるわけではなく、タルタルソースと大根を合わせて楽しんでいくお皿ですが、やや塩味が強いです。

ここでペアリングされたベルギーのレッドビールは、フルーティーな味わいで、美味しかったです。

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COD TAIL

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ビールの力もあり既にだいぶお腹いっぱいになりつつありますが、メインのタラです。タラはホエイソースで味付けがされています。付け合わせは芽キャベツです。

タラはしっとりほろほろに仕上がっており、おいしいですが、こちらもそれなりに料があり、全部は食べきれませんでした。なおタラの下にはパンがいます。

ペアリングのビールはかなりオレンジの香りが強く、初めて飲みましたがおいしかったです。

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デザート前のビールです。ウィスキー樽を使っているという面白いビールで、確かにウィスキーの香りがしておいしいです。

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APPLE

プラムの種子のアイスクリームとリンゴのスプレッドに、カリカリのNoddekurvが乗せてあります。デンマークらしいスイーツでおいしいのですが、すでに満腹に近い状態になっており、全体を通してビールペアリングに対して食事がやや多いと感じました。 

以上、Barrさんでした。
豊富なビールを楽しめるレストランですので、バー的な使い方がおすすめです。
なお、コペンハーゲンではあまりそうした心配はいらないのですが、こちらのお店に限っては、サービス的な雰囲気でスナックなどを出してきた際には、注文したものにインクルードされているか、きちんと確認したほうがいいと思います。