CAFE GL. TORV
CAFE GL. TORVさんは、コペンハーゲンの人気観光スポットであるストロイエ通りの近くにレストランを構える、スモーブロー料理レストランです。1910年から100年以上も営業を続けている老舗で、長年コペンハーゲンの地元の方に愛されてきました。
なおスモーブローというのは、デンマークの伝統料理で、ライブレッドなどのパンに具材を乗せて楽しむ料理です。具材は野菜からお魚、お肉まで幅広く、オープンサンドイッチとも呼ばれます。
店舗情報
- 住所:Gammeltorv 20, 1457 København K
- 営業時間:月~土の11時半~17時、日の12時~16時
- https://cafegammeltorv.dk/
レストラン内は入り口のお部屋に加えて奥に2部屋があります。外から見えた感じですと、一番奥の部屋はクリスマスパーティに使われていたようです。訪れたのは15時過ぎと半端な時間でしたが、レストラン内には多くのコペンハーゲンの方がおり、食事を楽しんでいました。
レストランの内装は、クラシックなデンマーク料理レストランでよくみられる、木を基調とした落ち着いた雰囲気です。
メニューは、ニシン系、ツノガレイのフライ、サーモン、ウナギの燻製、牛タルタル、ローストビーフ、レバーパテと、デンマークの定番メニューのうちお魚とお肉のものに注力している印象です。ポテトのメニューなどは、他のお店に比べて少なそうです。お値段はコペンハーゲンの平均くらいで、一皿85kr~169krとなっています。
クリスマスシーズンということもあり、7品で465kr、9品で575krのおすすめコースもありましたが、2名からということで断念し、ウナギの燻製と、フライドビーフタルタルを注文しました。
デンマークのスモーブローでは定番のウナギの燻製です。スクランブルエッグと一緒に、ライブレッドに乗せてサーブされます。日本ですとウナギはかば焼きでふっくらと頂くイメージですが、燻製は割と噛み応えがあり、噛むたびに魚としての旨味がぐっとくる感じで、おいしいです。また塩味のウナギに、スクランブルエッグが甘みを足しており、いいバランスになってます。
お次はフライドビーフタルタルと書いてありましたが、ハンバーグです。ローストビーフのスモーブローのように、西洋わさびと卵黄が合わせてありますが、ケッパーや紫玉ねぎ、あとトマトのソースも添えられています。
パンがスモーブローの定番のライブレッドではなく、食パンにバターを塗ったような感じだったのは良かったですが、ハンバーガーとの差分が難しい感じのメニューではありました。
デンマークのクリスマスに楽しまれる、ライスプディングです。チェリーソースとキャラメルのクランチで頂きますが、これはとてもおいしいです。やはりデンマークはデザートが素晴らしいです。
以上、CAFE GL. TORVさんでした。
コペンハーゲンの中央にあり、非常にアクセスしやすいので、近くでお店を探す際には、候補に入れてもいいと思います。レストランの方は非常にフレンドリーで、注文もしやすいと思います。