ISSA（イッサ）
ISSAさんは、コペンハーゲン中央駅に近いヴェスタブロ地区で、日本人の店主によって運営されている日本食レストランです。店主はフランスの料理学校で学んだ後、日本食を広めたいという思いで、コペンハーゲンにレストランを開いたとのことです。
コペンハーゲンで日本食というと、まずレストラン東京さんが有名店としておすすめされますが、ISSAさんをはじめ、日本人が運営する日本食レストランは複数存在します。
店舗情報
- 住所：Sankt Jørgens Alle 6, 1615 Copenhagen
- 営業時間：水~月の12時~15時半と17時~22時
- http://issafoods.dk/index.html
ISSAは居酒屋スタイルのレストランを標榜している通り、日本の居酒屋を彷彿とさせる内装になっています。もちろん一番搾りは注文可能です。
しかし2019年の秋冬ごろから、ISSAのシステムは少し変わり、コースのみになったようです。下記はそれ以前の居酒屋スタイルの頃のISSAに訪れた際のものです。
ISSAには何とカラオケもあります。カラオケは日曜日のみ利用可能とのことです。
カールスバーグと枝豆付きで90分50krなので、かなりお得に見えます。
ISSAのメニューですが、定食スタイルのメニューと居酒屋スタイルのメニュー、後9つのおかずからなるお弁当があります。
定食は、2皿で80kr・3皿で100kr・4皿で110krという定食セットと、丼・味噌汁・小鉢・果物で118krの丼セット、うどん・そば・ラーメンがあります。
定食セットでは、野菜ミニ春巻、卵焼き、豆腐、照り焼きサーモン、タラ煮付け、サーモンフライ、タラフライ、チキン南蛮、鶏の照り焼き、鶏ごま、豚ごま、牛ごま、鴨照り焼きが選べます。
丼セットでは、とり丼、豚丼、牛丼、鮭照り焼き丼、海鮮丼、ソーストンカツ丼、ソースチキンカツ丼、海老と野菜かき揚げ天丼が選べます。なお丼単品ですと90krです。
お弁当は、トンテキ、鮭照り焼き、鶏照り焼き、エビフライ、唐揚げ、海藻サラダ、卵焼き、おにぎりが入って130kr、味噌汁付きですと145krになります。
ISSAでは上記に加え、居酒屋メニューでは刺身やタコ焼、お好み焼き、枝豆、サラダ、納豆などが注文できます。
かなり迷いましたが、定食セットだとご飯を別で頼む必要があるように見えましたので、ソーストンカツ丼にしてみました。
ソーストンカツ丼、味噌汁に、小鉢としてごま油の香る茎わかめのようなものがついています。果物はメロンです。写真が若干ブレており恐縮です。
ISSAのトンカツは適度に脂ののったロースがさっくりと揚がっておりおいしいです。さすが豚が強いデンマークということもありますが、コペンハーゲンでこうしたちゃんとしたトンカツが食べられるのはとてもありがたいです。なお最初マヨネーズが多いのが気になりましたが、キャベツがそれなりに入っていますので、最終的には多すぎる、という感じでは無かったです。
味噌汁はだしのお味が感じられて、ほっと一息という感じです。
小鉢は少し味が濃い目でしたが、ご飯と食べるとちょうどよくおいしいです。
メロンはお皿が小さく、最終的にかぶりつきましたが、甘くておいしいです。
またISSAの店内にはたくさんの日本のお酒があります。ウイスキーではノンエイジの白州や響、宮城峡など、焼酎では赤兎馬がありました。前回レストラン東京さんを訪れた時にはここまでの品ぞろえではなかったので、ISSAはコペンハーゲンでもトップクラスの品ぞろえなのではないかと思います。
お値段を確認すると、白州は飾っているだけのようでしたが、響は80kr、赤兎馬は50krでした。50krはだいたい850円なので、日本の単価高めの居酒屋の水準だと思い、お湯割りを注文しました。
とても残念だったのは、日本人の店員さんが作ってくださったお湯割りのお湯が多すぎて、ほとんど赤兎馬風味のお湯になってしまったことです。次回からは、自分で割らせてもらうよう、お願いしようと思います。
以上、ISSAさんでした。
しっかりとした日本食が100kr強でいただけますので、日本食が恋しくなった時におすすめのレストランです。また日本のお酒の品ぞろえもそこそこあり、上記のウィスキーや日本酒ならば黄桜、真澄、獺祭と様々なランクのものがありますので、コペンハーゲンで日本のお酒が飲みたくなった時にもISSAはおすすめかと思います。
おまけ
ISSAのレストランのHP上ではメニューが見れませんので、メニューの写真をアップしておきます。字が小さいので見づらいと思いますが、参考になれば幸いです。
