コペンハーゲンでレストラン巡り

美食の街コペンハーゲンを食べ尽くします。

KOD Copenhagen K

KODさんは、デンマークのオーフスを本店とし、コペンハーゲンでもニューハウン近くとコペンハーゲン中央駅近くの2店舗を展開するステーキレストランです。デンマーク以外の北欧諸国でも展開しており、ノルウェーのオスロにもレストランがあります。

コンセプトは単純明快で、完璧に調理したステーキと美味しいサイドメニュー、高品質なワインでお客さんを楽しませる、となっています。北欧らしさなどはありませんが、デンマーク牛を楽しむことができるステーキレストランです。

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店舗情報

レストラン内は明るく落ち着いた雰囲気で、コペンハーゲンの地元の方を含む多くのグループが食事を楽しんでいます。店員もフレンドリーで心地よい空間が広がります。

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メニューはステーキとサイドを選んでねと言われましたが、牛タルタル、ロブスターのラビオリといったスターターもあります。コースはありませんが、日曜日であれば、ウルグアイ産のトモサンカクとサイドで225krというお安いセットがあるようです。

ステーキは、デンマーク産のテンダーロイン、サーロイン、シャトーブリアン、アメリカ産のリブアイ、サーロイン、オーストラリア産のWagyuサーロイン、リブアイ、ウルグアイ産の熟成リブアイと、ステーキレストランらしい豊富な品揃えとなっています。ステーキでなく、ハンバーガーやフライドチキンもメインにできます。

サイドはフライドポテトやカプレーゼ、野菜のグリル、マッシュルームのグリル、サラダ、ポテトグラタンなどがあります。レストラン内を見渡すと、無難にフライドポテトをつけている方が多いように見受けられました。

おすすめはやはりシャトーブリアンのようですが、895krといきなり頼むのはハードルのあるお値段でしたので、今回はデンマーク産のテンダーロインにしました。
サイドはブロッコリーにし、スターターとしてタルタルを注文しました。

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KöD Tartare(95kr)

牛タルタルはこれでもかという量のお肉が、タルタルソースの上に乗ってきます。
満足感はありますが、お肉自体の旨味はそこまで強くなく、タルタルソースとチーズのトゥイルと合わせて楽しむ料理となっています。またパンに乗せて食べることもできますが、パンの塩気が強いので、少し塩を払ってから合わせるのがおすすめです。

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Tenderloin 225g(285kr)

メインのデンマーク産テンダーロインです。お皿にはカボチャのピューレ、ソースはレストランおすすめのシグネチャーソース(赤ワイン)です。サイドのブロッコリーは、アスパラのような感じで、カシューナッツとザクロと一緒に提供されます。コペンハーゲンではブロッコリーはよくこういったスタイルで出てきます。

ミディアムレアで柔らかくしっとりと仕上がったテンダーロインは、コク深いシグネチャーソースがおいしく、どんどん食べ進めることができます。一方タルタル同様に、お肉自体にそこまで旨味があるわけではありませんでした。ただ、これは北欧やヨーロッパで好まれる肉質の違いに基づく部分が大きい可能性がありますので、日本の方の場合はサーロインを頼むのがおすすめかもしれません。ブロッコリーもパン同様に少し塩が多かったですが、塩を落としながら食べると、ザクロとマッチして美味しかったです。

また牛タルタルとステーキに合う赤ワインおすすめしてもらうようお願いしましたが、レストランのおすすめは両方のメニューに良く合っておりおいしいです。

以上、KODさんでした。
デンマーク産のステーキだけでなく、色々な産地、色々な部位のステーキを取り扱っているレストランです。日曜日にはウルグアイ産トモサンカクとサイドのセットを225krとお安い価格で楽しめるようですので、こちらのレストランにトライしてみたい場合は
日曜日がおすすめかもしれません。