ØL & BRØD
ウル・オ・ブローさんは、コペンハーゲンの地ビールであるミッケラーが運営するスモーブローレストランで、夜にはモダンデンマーク料理も提供しています。横にはミッケラーのバーと、同じくミッケラーが運営するヒュッゲスタンドという朝食専門店があります。テラスの方が食べていた、フライドチキンのワッフルがおいしそうでした。
デンマーク人の同僚のおすすめで、先進的なスモーブローを食べられるとのことでしたので、コペンハーゲンのビールとのペアリングも楽しめるかなと思って来店しました。
なお2019年の北欧諸国版ミシュランガイドでは、星付きではないものの、ミシュランプレートとして紹介されています。
店舗情報
- 住所：VIKTORIAGADE 6, 1655 KØBENHAVN
- 営業時間（ランチ）：火~日の12時~16時
- 営業時間（ディナー）：水~土の18時~20時半（金土は~21時半）
- https://www.ologbrod.dk/
レストラン内にはミッケラーのビールサーバーや、たくさんのお酒が並んでいます。
ミッケラーの生ビールは全部で10種類あり、ヴェスタブロなどコペンハーゲンにちなんだ名前が付けられています。
装飾は北欧らしい明るい光を基調にし、白と木のトーンで仕上げられています。
スモーブローのメニューは、アラカルトのみで、レストランのおすすめコースといった類のものはありません。そのため、ビールペアリングのメニューもありませんでした。メニューは定番メニューの他にその日のおすすめがあるようで、この日はツノガレイのフライでした。コペンハーゲンのスモーブローの定番です。
アラカルトは、ニシンのカレーソースと、ローストビーフかタルタルにしようと思い、レストランの方にどちらがおすすめか聞いてみたのですが、特段レストランとしておすすめといったものは無いようでした。そのため、後者はタルタルにしました。
ビールはスモールとラージがあり、スモールは200mlです。最初はバランスが良いと書いてあった、VesterbroというWitを頂きました。フルーティーな香りのベルギービールで、すっきりと飲みやすくおいしいです。
ニシンのカレーソースは、ボーンホルムのニシンにカレーソース、ケッパー、リンゴ、紫玉ねぎが合わせてあります。リンゴが合わせてあるのが少し特徴的です。
ニシンのカレーソースは、たっぷりカレーソースがかかっているのが定番ですが、こちらでは少し少なめになっており、ニシンの味を感じやすいようになっています。リンゴも合っており、おいしいです。
牛タルタルは、ラベージとマヨネーズのソース、黄身のコンフィ、オニオンリングが合わせてあります。また黄身の下に、ビーツのピクルスも隠れています。北欧スタイルを感じさせる美しいスモーブローになっています。
タルタル単体ではそこまでお肉の味が強くありませんが、黄身とビーツと一緒に食べると、いい感じに味が融和しておいしいです。ラベージソースは普通です。オニオンリングはビール風味の衣ということで期待したのですが、スナック菓子の様な味で少し残念でした。
またこのスモーブローに合わせて、おすすめのビールを頂いたのですが、まさかの最初に頼んだものと同じでした。一言教えてほしかったなと思いますが、高級店ではないので、自分で確認すべきだったと思います。
以上、ウル・オ・ブローさんでした。
ランチはビールペアリングなどはありませんが、色々なコペンハーゲンのビールを楽しみつつ食事ができますので、ビール好きの方にはおすすめのレストランかと思います。場所もコペンハーゲン中央駅から10分程度のところですので、デンマーク旅行者の方にも行きやすいと思います。
