ヨーロッパ旅行 ベルリンのグルメ
先日は週末に、1泊2日でドイツのベルリン観光に行ってまいりました。
その際に訪れたレストランやテイクアウト、カフェなどのグルメスポットについてご紹介していきます。
ベルリンのおすすめ観光スポット編はこちらをご覧ください。
- ドイツ料理レストラン:Schnitzelei Mitte
- フレンチ:Sucre & Sol
- カリーヴルスト:Curry61
- カリーヴルスト:BEST WORSCHT
- アイスクリーム:PAUL MOHRING
- ベーカリー:Heberer’sTraditional Bakery
ドイツ料理レストラン:Schnitzelei Mitte
シュニッツレイ ミッテさんは、ドイツ料理を中心に扱うレストランです。
ミッテ以外に、西ベルリンのシャルロッテンブルグにもレストランがあります。
ミッテの店舗はベルリン中央駅の北東にあり、フンボルト博物館に比較的近いです。
店内はカラフルな装飾と明るい光、木のテーブルで、落ち着いたモダンな雰囲気です。
ウェルカムドリンクとして、100mlくらいの生ビールを無料で提供してくれます。
メニューは、ドイツ料理を中心としたタパス、スープとサラダ、メインとデザートがありますが、タパスがあって少しずつドイツ料理を楽しめるのがうれしいところです。
ドイツらしいものを食べたいのでおすすめを教えてくださいと言うと、メインはやはりウィンナーシュニッツェル、後タパスでソーセージとザワークラウトや、サヴォイキャベツなどでどうかとのことで、おすすめされたものをそのままいただきました。
ビールはもちろんドイツの生ビールです。生ビールが3種類、瓶のクラフトビールも何種類かありました。生ビールは小と大が選べます。
3つで9.5€、6つで15.5€、9つで20.5€のタパスです。ビールを楽しみたい場合にはタパスだけでもいいかもしれません。タパスはヴィーガン3種類を含む15種類があり、ドイツ感のあるメニューを楽しめます。サヴォイキャベツは、ロールキャベツのようになっているところにベーコン風味のソースがかかっており、比較的おいしいです。
ドイツの定番料理、ウィンナーシュニッツェルです。ポテトはフライかサラダか好きな方を選べます。黄色い包みにはレモンが入っています。ウィンナーシュニッツェルは、カリカリとしたパン粉の衣がおいしくこれが噂のという感じですが、想像通りのお味で無難といった感じです。結構量があり、うれしい人にはうれしいと思いますが、個人的には半分くらいで十分かなという感じでした。
追加の生ビールです。小サイズは250mlなのですが、なぜかこちらだけは330mlです。
タパスをはじめ、ドイツ感のあるメニューを色々とつまむにはちょうどいいレストランだと思いますので、ドイツビールやドイツ料理を試してみたいというタイミングでは、おすすめのレストランかと思います。
フレンチ:Sucre & Sol
Sucre & Solさんは上で紹介しているShnitzelei Mitteさんよりもさらに東、アレクサンダー広場の方面にある、フレンチレストランです。ドイツ料理は期待しないほうがいいというコメントを方々からいただいておりましたので、ベルリンのトリップアドバイザーで評価の高かったこちらのフレンチレストランをチョイスしました。
トリップアドバイザーの評価は高かったものの、レストラン内は割と空席が目立っていました。13時前にレストランを出た時も、食事をしていたのは数組でした。
予約した当初から、鴨を食べたいと思っていたのですが、なんと当日は鴨がないとのことで、肩透かしを食らいつつシャルキュトリーとサーモンをいただくことにしました。
シャルキュトリーは10€です。チーズも盛り合わせた12€のプレートもあります。
ハムは普通においしかったです。またクリームチーズも滑らかで、サービスのパンとよく合いましたので、チーズも合わせた盛り合わせの方がおすすめかもしれません。
メインのサーモンです。しっとりふんわり仕上がったサーモンは、しっかり素材の味がしておいしいです。またハーブソースも優しいお味です。マッシュポテトは、バターを大量に使ったものというよりは、ジャガイモ感を適度に残しており、全体的に優しく素材の味を生かす構成で、よかったです。
カリーヴルスト:Curry61
カリー61さんは、東ベルリンのアレクサンダー広場の方にある、カリーヴルストの専門店です。カリーヴルストはベルリンやルール地方が発祥とされているドイツの国民食で、グリルしたのちに揚げたソーセージに、ケチャップとカレー粉をかけたものです。
ベルリンではファーストフードとして根強い人気があり、多くのテイクアウトレストランが市内に展開されています。なお似たような名前のカリー36さんなどといったチェーンもあるようです。
右がグリル、左が揚げたものです。注文すると左のソーセージを取り、仕上げのカレー粉とケチャップをかけてくれます。そのタイミングで、どのくらいスパイシーにしたいかを聞かれます。
こちらのカリーヴルストは2.5€と、食べ歩きにはちょうどいいお値段です。
ソーセージの旨味と、ジューシーな皮、カレー粉の風味が絶妙にマッチしていておいしいので、ベルリンで長年愛されている理由がわかります。少しケチャップが多いですが、そこまで味が濃いわけではないので、少し落とせば十分ちょうどよくいただけます。単品のほかに、ポテトもセットになったコンボもありますので、お昼などにしっかり食べたい場合も、利用できます。ベルリンの方々のソウルフードですので、地元のグルメを安価に楽しみたい場合には、おすすめです。
カリーヴルスト:BEST WORSCHT
ベストヴルストさんも同じくカリーヴルストのテイクアウトレストランです。ベルリンのトリップアドバイザーに導かれてたどり着いた先は、まさかのショッピングモールのフードコートでした。調べてみるとベルリンのみならずドイツ全体で22店舗を展開している人気チェーンのようです。10種類以上のフレーバーと、10段階の辛さのチョイスが可能なあたりが、人気の秘訣のようです。
ベルリンモールは、ポツダム広場から数分のところにあるショッピングモールで、土曜日にはたくさんのベルリンの地元の方がいらっしゃいました。
2件目であればフレーバーを試したかったところですが、こちらのテイクアウトレストランが私の初カリーヴルストでしたので、クラシックにしました。
ショッピングモールですが、普通においしかったです。
なおベルリンにはとにかくたくさんのカリーヴルスト店がありますので、目についた気になるお店の評価をその場で確認して購入を決めるのも手だと思います。屋台でも長年ベルリンの方々に愛されているお店がたくさんあります。
アイスクリーム:PAUL MOHRING
PAUL MOHRINGさんは、本格派のソフトクリームを提供しているアイスクリームショップとして、ベルリンの地元の方に愛されているお店です。ベルリンを散歩していてたまたま見つけたのですが、インターネット上での評価も高かったため、入ってみることにしました。アイスクリームの他にチーズケーキも扱っていますが、たくさんのトッピングがあり、いろいろな組み合わせのものがメニューとして掲示されています。
今回は中サイズのソフトクリーム(2.8€)でチョコとバニラのミックス、チーズケーキのキャラメルトッピング(3.2€)、チャイラテ(3.4€)をいただきました。
ソフトクリームはしっかりとしたコクがあり、甘さもちょうどよくて、とてもおいしいです。クリーミィで滑らかなアイスとワッフルコーンの相性も抜群です。
チーズケーキはソフトクリームと比べると普通です。こちらのメニューでは、ちょっとキャラメルが多くべたべたとする感じでした。普通においしいですが、このお店ではソフトクリームがおすすめです。
ベーカリー:Heberer’sTraditional Bakery
Herberer´s Traditional Bakeryさんは、ベルリン中央駅にあるベーカリーです。
ホテルで朝食を付けていなかったため、朝食をとれるところを探しており、ふらっと入ることにしました。
カウンターにはたくさんの種類のパンがあり、サンドイッチなど塩気のあるものから、見たことの無い甘そうなパンまでいろいろとあります。
今回はサンドイッチと、プディングプレッツエルという、カスタードの乗ったプレッツエルのようなパンを注文しました。ついでにカフェラテも頼みました。
意外にも、プディングプレッツエルは見た目ほど甘くなく、ほんのり甘いカスタードと軽いドーナツのような記事で、おいしかったです。
以上、ベルリンのグルメでした。
ドイツのグルメは残念だとよく言われますが、カリーヴルストはおいしかったです。イギリスなどと同様に、幅広なレストランのチョイスが可能ですので、カリーヴルストなどを食べてみつつ、基本はあまりベルリン独自のグルメにこだわらなくってもいいのではないかと思います。
ドイツにはたくさんの魅力的な都市がありますので、ドイツに興味があるのであれば、JTBのような大手でどんなツアーがあるのか見てみるのがおすすめです。